【決算分析】4390 IPS

こんばんは。

2月7日に4390IPSの2020年3月期 第3四半期決算短信が発表されました。
同社はフィリピンでケーブルテレビ向け通信回線提供、国内はMVNO向け通信サービスが柱の会社です。

決算内容は
売上高4,756百万円(前年同期比13.6%増)
営業利益832百万円(前年同期比19.9%増)
経常利益834百万円(前年同期比13.6%減)
四半期純利益527万円(前年同期比18.81%減)

進捗率70.8%

増収増益です。
前回の決算で為替差損64百万円計上しており見栄えが悪かったですが今回の決算は素晴らしいですね。為替差損は気にする必要がなかったですね。

①海外通信事業
値下げなどにより減収、前期に比べて採算性は向上したが減益。
前回の決算で2019年中に2,000㎞以上の回線敷設工事を計画とありましたが12月末の段階で700㎞の工事が終了。思ったより進んでない印象です。
②フィリピン国内通信事業
法人向けインターネット接続サービスが順調に拡大。 増収増益。
事業拡大のためのマニラ都市部及びミンダナオ島での回線敷設などの先行投資を積極的に実施。
③国内通信事業
AmeyoJ及び秒課金サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが好調に推移し、 売上・利益ともに大きく増加。増収増益。
 コールセンター事業者に利用いただくコールセンター向けの通話 サービスの売上が、競合通信事業者からの乗り換えが容易になったこともあり、拡大。
2
 ④在留フィリピン人関連事業
厳しい採用環境の影響で人材の確保が難しく、人材 派遣・職業紹介が伸び悩み減収減益。引き続き赤字です。
⑤医療・美容事業
レーシック手術件数が伸長し、増収増益。
今年度末までに第3院を開院予定。

・まとめ
いい決算でした。フィリピン国内通信事業、国内通信事業の伸びが素晴らしいですね。
5Gの周波数が割当られたことにより事業の幅が広がったように感じました。
今後の成長がかなり楽しみです。

今回の決算後はさすがに上がりましたね。株価が下がるようなら買い増ししたいです。
2月19日終値1,361円。

では。


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